強い組織
- Ichiro Mikami
- 2015年4月23日
- 読了時間: 2分
俺は常に経営的危機を危惧している。
今、調子がいいからと言って、それがずっと続かないといつも思っている。
だから俺は経営的に強い組織を作ろうとずっと努めて来た。
もし、俺に何かあっても俺の仲間達がきちんと食べていけるように…
俺の名前だけで、勝負したりすることがないように…
今、塾を始めて大体14年くらいたっているのだが、同じくらいの経歴の経営者でいちばん多いのは、1つの教室か2つの教室を大事にして、生徒を集めてる人達だと思う。
もしくは教室拡大をして組織をピラミッド化させていると思う。
自分、重役、部長、課長、主任…
そうすると社長がいなくなったら、経営が相当厳しくなってくると思うのだ。
社長こそが経営のノウハウで、社長こそが広告塔なので、簡単にカバーは出来ないと思う。
俺らのグループにそういうのは一切ない。
それよりも、できるだけ危険に耐えられる能力と、組織を作ることが大切だと考えて来た。
俺のことを昔から知ってるヤツは、よくわかっていると思うが、俺がモデルにしている組織は「山口組」だ。
「山口組」ってのは暴力団だが、構成人数で勝てる会社は、日本ではトヨタしかない。
1位 トヨタ 従業員約7万人
2位 山口組 約3万4千人
3位 日立
4位
すごくないか?
エリートの7万人をリードするのと、暴力団の3万4千人をリードするの、どっちが難しいと思う?
どうして山口組だけ、あんなに大きくなることが出来たの??
だから俺は塾を始めたばっかりの頃、山口組の本を読みまくっていた。
ちょうど分裂問題とかあって、組長の交代劇が頻繁に行われている頃だった。
実際に組長がガンガン変わって来たけど、山口組の強さは変わらなかった。
組織の作り方は本当に勉強になった。
俺は元サラリーマンだったので、会社の中の組織はそれなりにわかるのだが、山口の組織は全然違うものだった。
まだまだ俺らのグループは小さいのでそんなに大変じゃないが、これからも大きくなり続けるだろう。
もし俺に何かあっても、みんなが困らずに生活できるように…
できることなら、毎日毎日笑顔で仕事ができるように…
俺らの塾がグループ化しているのは、そういう理由がある。
それ以外にもいっぱいリスクヘッジをしているのだが、その話はまた今度にでも書こう。
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