ネパール地震
- Ichiro Mikami
- 2015年4月26日
- 読了時間: 2分
ネパールで地震があった。
画像を見ると、ついこの前行った場所だ。
恐ろしい。
不謹慎だが、あのときじゃなくてよかった。
なぜなら、俺らは地震に対する知識の準備が全くなかったからだ。
海外に多く行ってると、それなりにトラブルに遭う。
ただ、そのトラブルは予見可能なものだ。
強盗に遭う。
飛行機が遅れる。
お腹を壊す。
パスポートや財布がなくなる。
海外にいるときは、一応いろいろなトラブルを想定して動いているので、まあ、それなりの行動がとれる。
今まで結構ビビったのは、シベリア鉄道の連結が勝手に切れたと勘違いしたとき。
フィリピンで、足に棒が刺さったとき。
かな。
シベリア鉄道のときは、薄着の状態で一切のものを持っていなくて、たまたま覗きにいった最終車両が切り離されてしまったと勘違いしたので、猛烈なパニックだった。
あんな極寒の地で、携帯なし、金なし、パスポートなし、なにより薄着ってのが超恐ろしかった。
これで駅に降りろと言われたら、瞬間的に凍死する地震があったくらいだ。
フィリピンで足に棒が刺さったときも相当ビビってしまった。
現地の人間が「その棒はヤバいぞ。」って言って、体当たりするような勢いでタクシーを止めてくれて、救急病院搬送だったからね。
いろいろな注射と抗生物質を渡されて、その日の夜は死さえ予感するほどの恐怖だったよ。
今回のネパール地震はそれら以上に大きい出来事だった。
ネパールは地震が起きる国というのを全く知らなかったから、ネパールで地震が来たら本当にビビったと思う。
おそらくはありとあらゆる方法を使って、危険を脱することに最善を尽くすと思うのだが、考えるだけで結構怖いね。
海外にいるときは、「日本で地震が起きなければいいなあ。」という逆に日本を心配している状況なのだが、今回のネパール地震で、海外でも地震が起きることがあるということがよくわかった。
ネパールの人達は本当に優しいいい人達でした。
どうか、これ以上の被害が少しでも減ることをお祈りします。
少しで申し訳ありませんが、義援金を送らせていただきます。
がんばれ!ネパール。

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