結局、心で決まっているのに…
- Ichiro Mikami
- 2015年4月27日
- 読了時間: 2分
勉強を見る仕事しているとやっぱりそのことに関して詳しくなってくる。
とういうか経験値がたまってくる。
あと少しなんだけどな…
って思うときもある。
で、こんなことを考える。
成績を上げることが出来るか出来ないかは何が分けているのかってことだ。
もちろん、その子の能力が最重要なのは言うまでもない。
ただ、視点の高い子の方が圧倒的に成績を上げることが出来る可能性が高いと俺は思ってる。
例えば、この問題を解いてみよう。
ってなんか問題出したとするよね。
「シロクマの体はなぜ大きいでしょう?」
弱い子はシロクマのことばっかり考えて問題を解こうとする。
シロクマシロクマシロクマ…
視点がシロクマと同じ高さ。
もうちょっとできる子は、他の動物と比較して考えたりすることが出来る。
視点が気球の高さまで上がってくる。
さらにできる子は、気候や温度のことまで考え始める。
答えは、「寒いところにいる動物は、体積に対して表面積を小さくして放熱を抑えようとするから、体が大きくなる傾向にある。」なのであるが、シロクマのことだけ考えていても問題が解けない。
俺が答えを言ったとするよね。
勉強のできない子は、「シロクマは体が大きい」って覚える。
でも、勉強ができる子は、「温度が低いときは放熱を抑えた方がいい」って覚える。
この差がでかい。
で、この差を決めているのがその子の能力と気持ちだと俺は思っている。
「その問題が解ければいい」と考えているか、
「自分が上がらないといけない」と考えているか、
主体が「先生」か「自分」か?
俺は突然成績がよくなった。
それは、勉強には気持ちが大きく関係しているからだと思っている。
だから、気持ちを変えてあげる最善の努力をしたい。
みんなの成績が上がるとうれしいなあ…

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