俺専用酒を作るまで
- Ichiro Mikami
- 2015年5月8日
- 読了時間: 2分
ネパールで飲んだホットワインが美味かったことは書いた。
スパイスが勝負なことも書いた。
で、俺は今日、ネパールワインを再現しようと思ったのだが、あることを考えたのだ。
もしかして、ホットにしなくても常温でも作れるんじゃないのかと?
例えば、反応速度は通常10℃上がるごとに2〜3倍になる。
抽出の反応速度も同じようなものだと仮定すると、時間をかければ常温でもできるのではないだろうか?
そこで仮定してみる。
あのホットワインは100℃にはなっていなかったはずだ。
100℃になっていたら、必ずエタノールがゼロになってしまう。
アルコールゼロってことはなかったはずなので、いいとこエタノールの沸点くらいだろう。
ざっくり80℃だとしよう。
俺は部屋で自然に作りたいから、室温を20℃と仮定して計算してみる。
その差は60℃。
あのワインを湧かしていた時間は、待ち時間から考えて5分くらいのはずだ。
反応速度を念のために3倍だとして計算すると、3の6乗、つまり729倍の時間をかければ同じ条件になるはずだ。
5分の729倍は3645分。
60で割ってっと、約60時間か。
つまり3日で完成するってことか。
で、菌の繁殖が怖いからアルコール濃度をあげることを考える。
25%までやれば、菌は生きられないだろう。
…焼酎か。
焼酎ならいろいろあるけど、スパイスの味が死んだらパーになるので基本的に味の薄い、麦焼酎を使ってみよう。
まあ、イイチコあたりでやってみるか…
というわけで、俺様専用スパイス酒を作ってみた。
おおおおおお
なんか知らないけど、すごいいい感じだ。
においもいいぜ。

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