喜んでー♪
- Ichiro Mikami
- 2015年5月9日
- 読了時間: 2分
今日もカンボジアからメールが来た。
「ミック、お腹が痛いからまた助けてくれ。」
俺は絶対に東南アジアの人より自分が偉いと思ってはいない。
海外に行くと、東南アジアの人に無礼に接してしまう中国人、韓国人、日本人によく出会う。
その場所は東南アジアなのに、日本語でガンガン命令している人とかに会う。
「おい!早く持って来い!」
「止めろ!」
「急いでやれ!」
お前ら、それヨーロッパでもやるんか?
お前ら、それ自分の国でやられてもきちんと対応するんか?
俺はヨーロッパであろうと、アメリカであろうと、発展途上国であろうと一切の態度を変えない。
なぜなら、同じ人間だと心から思っているからだ。
理由は結構深い。
俺は昔、貧乏だった。
親の金で普通に大学に行ってるヤツが作る学歴社会に不満を持っていた。
大学卒は18歳から働いている人間のことをあまり考えたことがないだろう。
自分たちが大学で遊んでいる4年間を、ずっと働いていたヤツがいることに疑問を感じたことがないだろう。
そう。
だから、学歴社会なんだと思う。
高卒の人間の多くは、それが普通だと思ってがんばっている。
そして少し諦めている。
大学卒のほとんどは「生まれた瞬間から大学卒になる運命だった」ことに気がついていないだろう。
大学卒であることは、お前だけの力ではない。
アジア先進国とアジア発展途上国も同じような感じだと考えている。
だから俺は絶対に驕らない。
たまたま日本に生まれただけでいばれるほど、俺はグレイトじゃない。
フィリピンとかカンボジアとか発展途上国に友達がいると、お金がかかることばっかり。
お金がもらえたりすることはまずない。
あれを送ってくれ。
これを助けてくれ。
俺はその都度、出来る範囲で対応させてもらっている。
向こうの人は俺らのことを金持ちだと思っているだろう。
気は使っているだろうけど、事情はよくはわからないと思う。
胃薬だって5000円以上するんだよ。
できたら使いたくないよね。
でも、こういうとき俺は「My pleasure」書くことにしている。
「喜んでー♪」というニュアンスだ。
助けてもらうより、助けられる立場であってよかったって本当に感謝している。
たまたま日本に生まれただけで、こんなに幸せな日々を送らせてもらっている。
感謝しかない。
よーし、今日も元気に働くぞー!!
その前に…
ドラッグストアに行って来るか…
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