SET
- Ichiro Mikami
- 2015年5月17日
- 読了時間: 2分
今日、ある生徒が「徹夜したばっかりに、頭がボケてしまって出来たはずの問題まで、できませんでした。」って言って来た。
すごくがっかりだった。
その子の言ってる話は本当だと思う。
そんなことで、その子は絶対に嘘はついたりしない。
ただ、俺としては徹夜して欲しくなかったし、徹夜したのなら、薬を飲むなど自己責任でベストを出して欲しかった。
点をとり終わるところまでが試験だ。
そういうミスは、ケアレスミスくらいの情けないレベルだと思う。
本番じゃないからまだいいようなものの、3年生にもなって、ものすごく重要なテストのはずなのにこういう結果は本当に残念だ。
だから、俺は今日サウナに行って来た。
そして夜の10時からコーヒーを飲んだ。
俺は化学の勉強に関してその子とセットだ。
だから、その子が上手くいかなかったのなら、代わりに俺が襟を正すくらいの真摯な姿勢で仕事に臨まないといけないと思った。
その子のミスを神様に許してもらわなければいけない。
俺はプロとして、みなさまからお金をいただいてこの仕事をやっている。
俺的には、受験は戦いであり、その子の人生を左右するような大きな出来事だと思っている。
今回のことで神様の機嫌を損ねて、合格率を下げられては本当に困る。
その子も、絶対に同じミスは侵さないと思うが、その子の合格を信じている俺としては相当痛い出来事だった。
だから、俺は今日、きちんと努力して神様に今回のことを薄目で見てもらわなければならない。
俺がその子に送ったメールの最後はこの一文だ。
「化学に関しては徹夜して試験受けるのはもう一生やめてね。」
徹夜で試験を受けるのは一生やめて欲しい。
受験はそういう徹夜でやるような性質のものではないと俺は考えている。
すべての塾の先生が俺と同じ考えではないと思うが、俺は俺の流派を子供達に伝えているので、俺にとっては大事なことなのだ。
神様はもちろん俺のブログをみているはずもないし、そもそも神様はそういう性質でもないのだが、今度から気をつけますので、どうかお許しください。
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